2025年8月29日金曜日

紺碧タイムズは早稲田大学ジャーナリズム学生のウェブメディアです。

ホーム社会

社会

学生の大半がAI活用 求められる「使いこなす力」

生成AIが文章作成から日常のやり取りまで幅広く活用される時代、早稲田大学で教育学を研究する田中博之教授は、学生がAIを使用したプロセスや自らの思考を可視化する課題として「メタ認知レポート」を提案し、AIとの対話を通じて自らの思考を振り返り、AIとの共作によって学生の創造力を伸ばす授業を実践する。一方、早稲田大学基幹理工学部4年の曽根朝陽さんは学生としてAIに精通。AIを「なんでも屋」と評しつつも、丸投げではなく自らの理解や目的を明確にした問いをAIに立て、使いこなす重要性を強調する。

フードロスなくせ 奮闘する早稲田の飲食店

早稲田大学周辺の飲食店はフードロス問題に真剣に向き合い、対策を実施している。仕込む量の調整や持ち帰りへの柔軟な対応、食べ残しへのペナルティ、店内スタッフや他店との連携など、対策方法はさまざまだ。「簡単に廃棄してしまうなら、その人は飲食業に向いていない」の意見も。持続可能な社会を目指す流れの中、早稲田の街でも食べ物を無駄にしない意識が確実に高まっている。
spot_img

Keep exploring

東京の住民を悩ます海鳥 ウミネコ

東京都内でカモメの仲間であるウミネコによる騒音、糞害が問題となっている。被害が大きいのは特に繁殖期の4月から8月にかけてで、大群で飛来し、都心の建物の屋上に営巣する。その鳴き声は「ニャーニャー」と猫に似ていることからこの名が付いた。厄介なのは、1つの建物がウミネコ対策を行っても、隣の建物に移って営巣されてしまうため、地域全体としては騒音などの問題が解決されない点だ。住民や鳥害対策業者は「地域全体で対策をする必要がある」と指摘する。

ハンセン病療養所「人権の森」に

全国に13施設ある国立ハンセン病療養所の一つで、都内では唯一となる多磨全生園(東京都東村山市)は、園が行なってきた緑化活動を通して療養所を人権の学び場「人権の森」とする将来構想の策定を進めている。2024年5月1日現在、多磨全生園に暮らすのは94人。平均年齢は88歳を超え、ハンセン病問題を当事者が解決するのに残された時間は限られてきている。「らい予防法」により国が長年強制隔離をしてきた歴史を後世にどう伝えるのか、差別や偏見の歴史を繰り返さないために何ができるのかが喫緊の課題となっている。

新宿の路上喫煙防止 近年は足踏み

早稲田大学がある新宿区では2005年に路上喫煙を禁止する内容の条例が施行され、通行者のうち路上喫煙者の割合を示す「路上喫煙率」が同区内では50分の1にまで激減する成功ぶりを見せた。ところが近年、区内の観測地点の集計では駅周辺の路上喫煙率は横ばいの状態が続いている。横ばいの原因について、大都会だけに住民の入れ替わりが激しく、地方や外国から来たばかりで路上喫煙禁止ルールを知らない新区民が常に多数いることも一因ではないかとの議論もあり、区は広報や啓発に力を入れる構えだ。

日本語教室 中心はボランティア

 人口の13%を外国人が占める東京・新宿区の区営施設、しんじゅく多文化共生プラザは新宿区内でも国際交流が盛んに行われる場所で、同区や近辺の外国人の日本語学習をサポートしている。中心となっているのはボランティアの人々。教室の関係者や外国人の日本語教育に関わる人々の話からは、こうした教室がただ日本語を習うためだけの場所ではなく、交流の場になっていることが浮かび上がってきた。

手賀沼を悩ます外来植物・魚

千葉県で印旛沼に次ぎ2番目に大きな湖である手賀沼は、かつての水質ワースト1を脱却して24年経つ今もゴミや外来種被害に悩まされている。かつて「日本一汚い沼」と呼ばれていたイメージを改善するため、地元自治体は清掃活動やイベント開催の取り組みを進め、地元住民も「昔に比べ断然過ごしやすくなった」と話す。

鉄道人身事故どう防ぐ

世界有数の鉄道大国である日本で、朝の報道やSNSで「〇〇線遅延」を知らされることも多い。人身事故を防ぐため、西武鉄道はAIの技術や3Dカメラなどのハイテク技術を駆使し安全性向上に取り組む。一方鉄道事故の中でも自殺について、精神科医は決行する人の9割に精神疾患があると指摘し、未然に防ぐ声かけや診療などアナログな手段で命を守る大切さを指摘。さらに、自殺をあたかも「けじめ」のようにみなす東アジア的な捉え方を変える「教育」に眼差しを向ける。

Latest articles

学生の大半がAI活用 求められる「使いこなす力」

生成AIが文章作成から日常のやり取りまで幅広く活用される時代、早稲田大学で教育学を研究する田中博之教授は、学生がAIを使用したプロセスや自らの思考を可視化する課題として「メタ認知レポート」を提案し、AIとの対話を通じて自らの思考を振り返り、AIとの共作によって学生の創造力を伸ばす授業を実践する。一方、早稲田大学基幹理工学部4年の曽根朝陽さんは学生としてAIに精通。AIを「なんでも屋」と評しつつも、丸投げではなく自らの理解や目的を明確にした問いをAIに立て、使いこなす重要性を強調する。

フードロスなくせ 奮闘する早稲田の飲食店

早稲田大学周辺の飲食店はフードロス問題に真剣に向き合い、対策を実施している。仕込む量の調整や持ち帰りへの柔軟な対応、食べ残しへのペナルティ、店内スタッフや他店との連携など、対策方法はさまざまだ。「簡単に廃棄してしまうなら、その人は飲食業に向いていない」の意見も。持続可能な社会を目指す流れの中、早稲田の街でも食べ物を無駄にしない意識が確実に高まっている。

老人・若者・難民 多様化するホームレス

経済は回復基調にあるこの日本で、人々の中には日々の安寧の場所である「家」を持たない人が存在する。世間的にはそのような人々はホームレスという名称で呼ばれている。中年以降の男性のイメージが強いホームレスだが実際には若者や外国籍の人など様々な人が存在するのである。この多様化するホームレスに併せて支援の方法もまた変わってきているという。

東京の住民を悩ます海鳥 ウミネコ

東京都内でカモメの仲間であるウミネコによる騒音、糞害が問題となっている。被害が大きいのは特に繁殖期の4月から8月にかけてで、大群で飛来し、都心の建物の屋上に営巣する。その鳴き声は「ニャーニャー」と猫に似ていることからこの名が付いた。厄介なのは、1つの建物がウミネコ対策を行っても、隣の建物に移って営巣されてしまうため、地域全体としては騒音などの問題が解決されない点だ。住民や鳥害対策業者は「地域全体で対策をする必要がある」と指摘する。